小学校のみなさんと

目が見えなくなった時、死にたいと思ったこと、

そんな時、たくさんの友達が励ましてくれた事。

  だから、皆さんも沢山の友達をつくって下さい

講演で出逢った小学校の生徒達から、
『目が見えないということはどんなことか』という
質問に対し子どもたちに話した内容の一部です。

シニアネットでの講演の様子です
今までに、YMCAの介護ヘルパー受講者のみなさんや、PTAの成人委員会での講座、山崎市長はじめ 市役所や公民館など、たくさんの講演会に呼んでいただいたり、NHK、FBSなどのメディア の方にユーザー勉強会などを取材していただいたりしてきました。
このHPを今ごらんになっていらっしゃる皆様の中にも、私の声をお聞きになった方が いらっしゃるかもし れませんね。

ふとした事から地区の小学校3年生を対象として「目が見えないと言う事について」講話を依頼され、 120名を対象にやく一時間30分にわたり、その不便さや生活状態、生活環境、手を貸して欲しい事など 、全般的な話をしました。
それを契機として各区の小学校からも講和を依頼される結果となり、現在では一つの生き甲斐を見出した思いです。 中でも、石丸小学校、西長住小学校、平尾小学校、当仁小学校などの3年生・4年生の児童のみなさんとは、とても暖かい交流を持つことができました。
下記に、小学校のみなさんから私宛に贈られたお礼の手紙と、声の一部をご紹介いたします。 (注:資料は3年前(1999年)のものであり、子ども達は現在小学校6年生になっています)

子ども達の声をお聞きになりたい方は下のテキストをクリックしてください。
(ファイルは4個あります)
石丸小学校3年1組のみなさんの声
石丸小学校3年1組のみなさんの声2
石丸小学校3年2組のみなさんの声
石丸小学校3年3組のみなさんの声


石丸小学校のみなさんのお便り

『塚原先生へ。今日は本当に有難うございました。塚原先生のおかげで、いろいろなことがわかりました。

点字の紙は大切にします。少しくらい覚えられたらいいなぁと思っています。

目が不自由な人や がんばっている人たちは、みんな点字が読めることもわかりました。 目が不自由な人に、何か手伝えることがあったら、手伝いたいです。

誰だって、がんばって点字が読めるようになったら、いいなぁと思います。

もしみんな点字が読めるようになって、世界中の人たちとお友達になれたら良いなぁとおもいます。

何でかと言うと、世界中の人たちと、助け合って生きていけると良いなあと思います。 そうなったら、もっと幸せに暮らせると思います。

もっと時間があったら、もっといっぱい、いろいろなことがわかります。

もし世界中の人が点字のパソコンが使えたら、どんなに遠いところでも、お話ができたら良いなあと思います。 また今度、暇なときがあったら、先生のところへ行きたいと思います。

塚原先生、お元気で、いろいろなことをがんばってください。』  TKより

コメント:ほんとに世界中の人が、点字を覚えてくれて、みんなと自由にコミュニケーション できて、友達になれたら良いなぁ。今はパソコンのEメールで、ずいぶん誰とでも交流できるように なったけど、これを機会にみんなが点字に興味を持ってくれたら、うれしいね(塚原)


塚原先生へ。 塚原先生は、とても素晴らしい人だね。ぼくは、すごいなぁと思いました。

なんで魚が嫌いなんですか?好きな食べ物は何ですか?野球をしたことはありますか?

塚原先生と会う前に、メガネをかけていると先生から聞いて、何でだろうと思いました。 そしたら、塚原先生が「かっこういいから」と言ったから面白かったです。

メガネをかけてもかけなくても、カッコよかったです。

人を助けてあげてと言ったりして、カッコよかったです。

第一、いくら目が見えなくても、あきらめないで、がんばって生きていけるというのが、 とてもカッコよかったです。また石丸小学校に遊びに来てください。          KTより

コメント:そんなにおだてられると照れますなぁ(笑)

メガネには、紫外線や障害物から眼を守るという働きもあるんですよ(塚原)


塚原先生へ。今日は忙しいのに、有難うございました。

目が見えない人は、ご飯を食べるときや、お金を払うときなど、いろいろな 工夫をして生きているんだなぁと僕は、はじめてわかりました。

僕は、アイマスクをして、盲導犬と歩いたことがあります。

一歩歩いただけで、心臓がドキドキしました。

だけど、塚原さんは毎日毎日こんなつらいことでも、 負けないで、ニコニコしているなんてすごいと思いました。 有難うございました。          HSより

コメント:HSくんは、右の画像のようにお便りに、お渡しした点字のプリントを 見て、さっそくお便りに自分の名前を点字で書いてくれました。

他にも何人か使ってくれた人がいて、一字一字区切ったり、手で触って わかるように裏から凹凸をつけたりと工夫が見られます。

子ども達の行動力と柔軟性は、すごいなあと感じました。(塚原)


点字で書いた名前の画像
子ども達と交流の場を設けていただいた学校関係者のみなさまに感謝いたします。

こういった場が、子ども達のバリアフリーにつながればと望むばかりです。

ここに載せたものは、石丸小学校のみなさんだけですが、西長住小学校や平尾小学校の みなさんからも心のこもったお手紙をいただきました。

あれから数年経ちますが、 子ども達からいただいたお便りとテープは、我が家の宝物となっております。(塚原)

   

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