健常者が画面を見ながらマウスやキーボードを使って
パソコンを操作するのに対し 視覚障害者は、
画面の文字や 入力した文字を読み上げる
音声化ソフトであるスクリーンリーダーの音声を聞きながら
キーボードだけを使いパソコンを操作します。
パソコン教室や一般のマニュアル書を利用できない
視覚障害者にとって パソコンを使いこなすのは
非常に困難なことです。
従って技術の習得には 既にパソコンを使っているユーザーや
ボランティアの方々の技術サポートが 必要不可欠となります。
その意味で最近パソコンのボランティアサークルが
各地で設立されていることは 大変喜ばしいことです。
本資料は、ボランティアの方々やパソコンを始めたばかりの
方々の 学習の一助となればという願いで作成いたしました。
内容についてはまだまだ不十分な点もありますが、
随時加筆していくつもりでおります。
なお本資料は、既に文章の入力が出来るユーザーを前提としてあります。
これより、第一部から 第五部まであります資料室に入ります。
塚原 幸雄