「2000Reader」「 PC-Talker」読み方の違い
3.各場面の読み上げ
ダイアログボックスの各項目は、種類によって読み上げ内容が大体決まっています。
設定項目は大きく分けて7種類あり、それに対する読み上げを操作一例とともに簡単にまとめておきます。
その1.
- 2000Readerでは「プッシュボタン」
- PC-Talkerでは「確認」
最初に選択されている項目が読み上げられますので、<上下の矢印キー>で希望の項目を選択した後、<Enterキー>を押すことによってその項目が実行されます。
例として、『ワードパッド』などで入力データを保存しないで終了する時の警告メッセージが挙げられます。
その2.
- 2000Readerでは「ラジオボタン」
- PC-Talkerでは「選択」
最初に選択されている項目が読み上げられますので、<上下の矢印キー>で、希望の項目を選択します。
例として、パソコンを終了させる時の「Windowsの終了」画面、終了方法の選択が挙げられます。
その3.
- 2000Reader、PC-Talker
「チェックボックス」
設定を選択するかどうかを<Spaceキー>を押すごとに、「チェック・あり」「チェック・なし」と切り換わります。
その4.
- 2000Readerでは「エディット」
- PC-Talkerでは「文字入力」
文字が入力出来る場所です。
例として、新規にテキストを作成しそれを保存する場合、保存画面でファイル名を入力するところです。
その5.
- 2000Readerでは「エディット」
- PC-Talkerでは「文字入力、または選択」
<上下の矢印キー>で選択、または直接文字を入力することも出来ます。
例として、印刷画面の部数の数値が挙げられます。
これを「スピンボタン」と言います。
その6.
- 2000Readerでは「リストビュー」
- PC-Talkerでは「文字入力、または選択」
縦横の広いスペースに複数の項目が表示され、<上下の矢印キー>で選択出来ます。
その7.
- 2000Readerでは「コンボボックス」
- PC-Talkerでは「選択」
この場合、最初に選択されている項目が読み上げられますので、一度<下矢印キー>を押してから更に<上下の矢印キー>で希望の項目を選択します。
その際、読み上げた項目は、ただ読み上げられるだけであり、<Enterキー>を押すか、または<Tabキー>で次の項目へ移動する必要があります。
ただし、アプリケーションソフトによっては操作法が異なる場合があります。
これらの読み上げと操作一例を、「4.ダイアログボックスについて」の中でもう一度簡単にまとめています。