「2000Reader」「 PC-Talker」読み方の違い
4.ダイアログボックスについて
ここでは『ワードパッド』を使用し、「開く」のダイアログボックスを例として説明していきます。
ダイアログボックス内の様々な設定項目の移動には、基本的には<Tabキー>を使用します。
また、<Shiftキー>を押しながら<Tabキー>で逆方向の移動も出来ます。
実際に<Tabキー>で移動させると、項目種類によって読み上げが違うのが分かります。
以下、前項の「3.各場面の読み上げ」の復習も兼ねて<Tabキー>で移動させた場合の各項目を説明します。
まず、ダイアログボックスが出た直後の場所、
- 2000Readerでは「ファイル名のエディット」
- PC-Talkerでは「ファイル名、N、の文字入力」
は、ファイルの名前が入力出来るところです。
次の項目へ<Tabキー>を押して移動、
- 2000Readerでは「ファイルの種類のコンボボックス」
- PC-Talkerでは「ファイルの種類、T、の選択」
は、拡張子を選択出来るところです。
ここは、一度<下矢印キー>を押してから<上下の矢印キー>で希望の拡張子を選択します。
更に次の項目、
- 2000Readerでは「開くのプッシュボタン」
- PC-Talkerでは「開くの確認、O」
この例では<Enterキー>を押すことなく続けて<Tabキー>で次の項目へ移動します。
次は、
- 2000Readerでは「キャンセルのプッシュボタン」
- PC-Talkerでは「キャンセルの確認」
ここで<Enterキー>を押すと、「開く」のダイアログボックスが閉じます。
ちなみに、<エスケープキー>を押しても同様です。
次の項目、
- 2000Readerでは「ファイルの場所のコンボボックス」
- PC-Talkerでは「ファイルの場所の選択、I」
は、ドライブとフォルダを選択出来るところです。
ここは、一度<下矢印キー>を押してから<上下の矢印キー>で希望のドライブとフォルダを選択します。
最後の項目、
- 2000Readerでは「ワードパッドのリストビュー」
- PC-Talkerでは「開くの選択」
「開く」のダイアロクボボックスでは、ここで<上下の矢印キー>を押して、目的のファイルを探すことが出来ます。
目的のファイルを選択したら、<Enterキー>を押します。
ただし、ファイル名ではなくフォルダ名が選択された場合は希望のフォルダを選択した後<Enterキー>を押すとフォルダの内容が表示され、続けて<上下の矢印キー>でファイルを選択することが出来ます。
逆に、入ったフォルダから抜け出すには、<BackSpaceキー>を押します。
またこれらは、「マイコンピュータ」の操作についても同様です。
なお、全ての項目の設定をし終えたら<Enterキー>を押して作業を完了します。