「マイコンピュータ」のファイル管理
パソコンのファイル管理には、エクスプローラなどもありますが、今回は「マイコンピュータ」について説明していきます。
マイコンピュータを使いやすくするための設定
パソコンを購入した状態の設定(これを[規定値]または[デフォルト]と言います)は、スクリーンリーダーとキーボードでは使いにくい部分が幾つかあります。
そこで次の部分について設定を変更して使い勝手を良くするような設定に変更します。
- 「マイコンピュータ」を起動します。
- <Altキー>を押して、メニューバーへ、<左右の矢印キー>で「表示」まで移動、<上下の矢印キー>で各メニュー項目を移動・選択して、以下のような設定を行います。
ツールバー
ツールバーの表示・非表示を切り替えます。
<右矢印キー>を押すと、「標準のボタン」・「アドレスバー」・「リンク」・「ラジオ」・「ボタンの文字列」の項目があります。 チェックのある項目で、<Enterキー>を押すとチェックがはずれ、チェックの無い項目で、<Enterキー>を押すとチェックが付きプルダウンメニューが閉じます。
ここでは上記の手順を繰り返して、全ての項目のチェックをはずします。
ステータスバー
ステータスバーの表示・非表示を切り替えます。
<Enterキー>を押す事により、チェックをはずしたり付けたりする事ができます。
ここでは、チェックをはずします。
エクスプローラバー
エクスプローラバーの表示・非表示を切り替えます。
<右矢印キー>を押すと、「検索」・「お気に入り」・「履歴」・「フォルダ」・「コメント」・「ヒント」があります。
ここでも<Enterキー>を使ってチェックの「ON」「OFF」の作業を行います。
ここでは上記の手順を繰り返して、全ての項目のチェックをはずします。
Web
Webで項目を表示します。ここでは、チェックをはずします。
大きいアイコン・小さいアイコン・一覧・詳細
これらのの4項目は、どれか一つだけにチェックを付ける事ができます。
ここでは、「詳細」にチェックを付けます。(「詳細」では、ウインドウ内の各オブジェクトの情報を表示します。)
ここで注意して頂きたいのは、これらの設定を全て終えても、この設定は現在の画面でしか適用いたしません。
全てのフォルダに適用させるためには、「フォルダオプション」で設定を行う必要があります。
その前に補足として、ダイアログボックスには今回の「フォルダオプション」のようなページタブという、設定画面が重なって表示されるものがあります。
この場合は、<Ctrlキー>を押しながら<Tabキー>を押すことで設定画面を切り替えることが出来ます。
フォルダオプションでの操作説明です。
- <Altキー>を押し、次に<右矢印キー>で「表示」へ移動します。
- 次に<上下の矢印キー>で「フォルダ・オプション」を選び、<Enterキー>を押し「ダイアログボックス」を開きます。
(注意) 『Windows M E』の場合は、「表示」メニューではなく、「ツール」メニューまで移動、<上下の矢印キー>で「フォルダ・オプション」を選択します。
- 続いて、<Ctrlキー>を押しながら<Tabキー>を押し「表示」のタブへ移動します。
- <Tabキー>を押して、「現在のフォルダ設定を使用」を選択して、<Enterキー>を押します。
- <Tabキー>で「OK」へ移動し<Enterキー>を押してメニューを閉じ完了です。
フォルダオプションでの便利な設定確認
- <Altキー>を押してメニューバーへ、続けて<右矢印キー>で「表示」へ移動します。
- 次に<上下の矢印キー>で「フォルダ・オプション」を選び、<Enterキー>を押し「ダイアログボックス」を開きます。
- 「全般」のタブで<Tabキー>を押して「Windowsデスクトップのアップデート」を選択し、<上下の矢印キー>で「カスタム」を選択します。
以下、選択の際には念のため < Spaceキー>を押すことをお勧めます。
- 再び<Tabキー>で「設定」に移動し<Enterキー>を押します。
- 「カスタマイズのラジオボタン」では、<上下の矢印キー>で「従来のwindowsデスクトップスタイルを使う」を選択します。
- <Tabキー>で「フォルダのブラウズ方法」へ移動し、<上下の矢印キー>で「別のフォルダを開くとき新しいウインドウを作らない」を選択して、後は<Tabキー>で「OK」へ移動し<Enterキー>を押します。
Windows M Eの場合
- <Altキー>を押してメニューバーへ、続けて<右矢印キー>で「ツール」へ移動します。
- 次に<上下の矢印キー>で「フォルダ・オプション」を選び、<Enterキー>を押し「ダイアログボックス」を開きます。
- 「全般」のタブで<Tabキー>を押して『Active Desktop』を選択し、<上下の矢印キー>で「従来のWindows Desktopを使う」を選択します。
- 次に<Tabキー>を押して、「Webの表示」のラジオ・ボタンに移動し、<上下の矢印キー>で「従来のWindowsフォルダを使う」を選択します。
- 続いて<Tabキー>を押し「フォルダの参照」のラジオボタンに移り、<上下の矢印キー>で「別のフォルダを開くとき新しいウインドウを作らない」を選び、後は<Tabキー>で「OK」へ移動し<Enterキー>を押します。
フォルダオプション内での拡張子の表示
スクリーンリーダーで分かりやすいように、拡張子を表示させるように設定します。
- 「フォルダオプション」を開いたら、<Ctrlキー>を押しながら<Tabキー>を押し「表示」のタブへ移動します。
- <Tabキー>を押して「詳細設定」へ移動します。
ここには<Spaceキー>を使って「ON」・「OFF」を切り替えられる項目がありファイルの表示方法などを設定する事が出来ます。
- 下矢印キーで移動して行くと、この中で「登録されているファイルの拡張子は表示しない」がデフォルトでは「ON」となっていますので、<Spaceキー>を押して「OFF」にします。
- <Tabキー>で「OK」へ移動し、<Enterキー>を押してメニューを閉じて完了です。