便利な操作あれこれ


2.ショートカットキーの登録

普段、アプリケーション(ソフト)を起動するときに多く使われるのはショートカットですね。
パソコンにインストールしたアプリケーションのほとんどは [C:]ドライブの[Program Files]というフォルダの中にあるのですが、そのフォルダを開いて、目的の実行ファイルまで行くには手間がかかるため、それぞれのアプリケーションに直結したショートカットを、デスクトップやスタートメニューに置くのが一般的です。
ただ人間というのは便利になればなるほど欲が出るもの。
スタートメニューを開くのすら面倒くさいものです。
また、画面を他のファイルで使用している時は、一度そのファイルを最小化するなどして、目的のショートカットを起動出来る状態にしなければなりません。
これらの手間を省いてくれるのが「ショートカットキーの登録」です。
組み合わせた任意のキーを押すことにより、指定したアプリケーションを起動できるというすぐれものです。
この登録をしておくと、登録したキーを押すだけで、お目当てのファイルが開くようになる、という機能です。
よく使うファイルなどは、この「ショートカットキーの登録」をしておけば、非常に便利ではないでしょうか。

ショートカットキーの登録法を早速やってみましょう!

  1. 先ずショートカットキーを設定したいソフトの実行ファイルやフォルダのショートカットを作成します。
  2. 作成したショートカット・ファイルを選択し、<アプリケーションキー>、あるいは<Altキー>を押してメニューを表示させます。
  3. <上下の矢印キー>で「プロパティ」を選択して、<Enterキー>を押すと、ダイアログボックスが表示されます。
     (参考) <Altキー>を押しながら<Enterキー>を押しても同じ結果がえられます。
  4. <Shiftキー>を押しながら<Tabキー>を押して「ショートカットのタブ」と発声する事を確認します。
  5. <Tabキー>で、「ショートカットキー(K)の欄」(なしという文字のところ)へ移動し、カーソルを表示させます。
  6. その状態で、使いたいキーを押します。
    選択したキーが<F>キー(ファンクションキー)の場合は、そのボタンのみ、他のボタンの時は、<Ctrlキー>と<Altキー>とを選択したキーが表示されます。またショートカットキーとして使えないキー(<Enterキー>,<Tabキー>など)を選択した時は表示がかわりません。
  7. この時点で「Ctrl プラス Alt」、または「Ctrl プラス Shift」「Shift プラス Alt」のいずれかを選ぶかを決定します。
  8. [手順の7]で選んだ組み合わせたキーを同時に押しながら、他の任意のキーを押します。
    以下、組み合わせの一例を挙げておきます。
     「Ctrl プラス Alt プラス W」。
     「Shift プラス Alt プラス 8」。
     「Shift プラス Alt プラス Insert」など。
  9. <Tabキー>で「適用」へ移動し<Enterキー>を押し、更に<Tabキー>で「閉じる」まで移動し<Enterキー>を押して完了です。

これで今後、設定したキーの組み合わせを同時に押すことでアプリケーション・ソフト(ただ単に「ソフト」と言う場合が多い)を起動できます。
 また、フォルダなどのショートカットにも適用できます。

(注意1) 「2000Reader」や「PC-Talker」などを初め、いろいろなソフトにはあらかじめこのようなショートカットキーが割り当ててある場合がありますので、組み合わせの選択には充分注意して下さい。

(注意2) 登録の際の注意点.
ショートカットキーを選択する際「Ctrl プラス Alt プラス 選択したキー」という表示になった場合は、ファイルを開ける時には<Ctrlキー>と<Altキー>と選択したキーを一緒に押さなければいけません。
また、すでに使用されているショートカットキーを新たに登録してしまうと、以前の登録内容が消えてしまいます。
例えば、<F1のキー>はヘルプ画面が最初から登録されていますが、新たにショートカットキーを登録してしまうと、既存のヘルプ画面の登録が抹消されてしまいます。
その点を留意して登録を行って下さい。

次は、作業フォルダを指定する です。

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