「2000Reader」「 PC-Talker」読み方の違い


9.六点入力について

 晴眼者が日ごろ使用している文字を「墨字」というのに対して、視覚障害者が使用する文字に、「点字」というのがあります。
点字は、主に六つの点の組み合わせで表現しますので、よく「六点」と言われますが、その六点の文字表現と同じ パソコンでも点字と同じ六つのキーの組み合わせのみで文字を入力する方法を「六点入力」と言います。
この六点の場所は、ブラインドタッチする際に指を置くキー位置と同じ 「F、D、S、J、K、L」です。
この六点入力に対して、キーボードのスペル通りに入力、つまり晴眼者と同じような入力方法を「フルキー入力」と言います。
なお「六点入力」と「フルキー入力」の入力方法は、次の方法で切り替えることが出来ます。
以下、「2000Reader」と「PC-Talker」とに分けて説明します。

2000Readerの場合

「2000Reader」起動時には、必ず「フルキー入力」の状態です。
これを「六点入力」に変えるには、<Altキー>を押しながら<無変換キー>を押します。
再び「六点入力」を「フルキー入力」にするには、同じキーを押します。
つまり、<Altキー>を押しながら<無変換キー>を押す度に「六点入力」と「フルキー入力」が入れ替わります

PC-Talkerの場合

「PC-Talker」の場合、インストール時に「六点入力」「六点漢点字入力」「フルキー入力」の三種類のうちから操作する人に合ったキー操作を選択することが出来ます。
一度選択しますと、次からは同じキー操作の状態での起動となりますが、勿論切り替えることが出来ます。
「六点入力」と「フルキー入力」、交互の切り替えは、<Shiftキー>を押しながら<変換キー>です

次は、2000リーダー、PC−Talkerコマンドです。

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