エディタというのは、文章を書いたり 編集したりするプログラムの総称であり、
テキスト文章を編集するツールソフトです。
手紙や日記、ビジネス文書、原稿、論文、長文を作成する事に向いています。
エディタで編集された文書は「テキスト文書」と呼ばれています。テキスト文書というのは、
網掛けやアンダーラインなどの文字飾りがない、ほんとうに文字だけの文書のことです。
ですから、どのようなパソコン環境であっても、エディタで書かれていれば、開いて読むことができるのです。
ですが、高機能なエディタでは、細かな印刷の設定ができたり、印刷時に、網掛けやアンダーラインなどの
文字飾りを設定することができますので、画像などの挿入の必要がなければ、
ワープロに引けを取らない印刷をすることも可能です。
以下、音声環境で使える、エディタです。
これは、PC-talker/VDM100Wに付属のエディタであり、初心者に使いやすいものです。
URL: http://www.aok-net.com/pctalker/
MMメールと同じ 宮崎嘉明氏が開発したエディタです。
音声操作の使い方が、MMメールに似ています。大きな文書ファイルの検索や
置き換えが 高速に行える他、複数ファイルの 一括置き換えができます。
マクロもたくさん置いてあるので、必要なマクロを組み込んでおけば、とても便利に使えます。
超高速、高機能でテキストエディタとしては、考えられる機能はほとんど含まれていることと、
他のエディタとは一線を画す 強力な印刷機能があります。
斎藤秀夫氏開発のエディタで、検索や置換えに優れ、秀丸リーダーを組み込む事で、
音声でも充分に使う事ができます。
Windows標準では、メモ帳で編集したファイルを、秀丸エディタで編集することができ、
強力なマクロ機能 (マクロとは、エディタ上で動くプログラムのようなものです)
たとえば、
一連の動作をひとまとめにする(先頭に日付と時間を入れるとか)
同じ処理を10回繰り返すとか
独自のメニューを作って、いろいろな処理をする 事ができます。
また、
秀丸の機能に無いと思うことは、秀丸用に作られているマクロ作者の便利なマクロを組むことで
可能になります。
「株式会社ビレッジセンター」が開発したエディタです。
このエディタは、ある程度見栄えの整った文書を作成する事も可能であり、
また、インターネットメールや、ネットニュース、BBSへの書き込みなどの通信機能やファイラーなども
搭載していますので、一種の統合ソフトの感覚で使う事もできます。
大量のテキストデータを効率良く入力、管理する人に お勧め。
エディタ機能がメール作成に使えるメリットとして、
文書作成に使うエディタ画面そのもので、1行の折り返し文字数や字下げ、自動的に読みやすい
個条書き書式にすることができ、見た目も美しく読みやすいメッセージが作成でき、それを送ることができます。
栃木県在住の 田中敏信氏が開発した「DMWIN」というマクロを組み込めば、まさに音声ワープロの
感覚で使う事ができます。
インターネットのWebを読むための視覚障害者に対応したテキストブラウザおよびテキストエディタです。
点字ディスプレイ出力にも対応しており、従来視覚障害者が読むことが困難であったPDFファイルも
ALTAIRを使うと読むことができます。
また、DAISY音声の再生やワード、エクセル、一太郎、PDFファイルの読み込みが可能です。
音声表示と点字表示をガイドにして効率よく入力・編集等の作業を行うことができます。
その他の特徴として、
巨大文書も編集できる ファイルサイズ無制限。
便利な CD-ROM検索機能によって、
文章を書きながら 国語辞典や英語辞典などを引くことができ、検索結果を文章に、
ペーストすることも簡単にできます。